あちらとのdiary

内なる宇宙との対話から私を思い出し、表現する場

先日、ひとが亡くなりました。

焼き場で扉が閉じられた時、心臓がキュッとして、涙が出ました。でも、その時におっさまがずっと同じ調子でお経を唱えてくれていたのに、大分救われました。その場を離れる時、おっさまがいてくれて、本当によかった、本当によかった、と何度も思いながら、おっさまの背中を見て移動しました。

収骨の時に、骨が立派で驚きました。私はその骨の立派さにも、また何か救われました。親戚で、昔野球選手だったお爺さんは、指の骨まで綺麗に残っていたと聞いた事がありましたが、立派な骨ってあるんだな、と思いました。

人は生まれながらにしてギフトを受け取っていると聞きますが、あの骨もギフトだったのかな。その人が好きな事。それに合わせて体も作られているんだろうなと思いました。

はたから見たら好き勝手に生きて死んでいく人たち、自分の時間を生きられる人は幸せだな、と思いました。自分の時間の使い方、この大切さをまた思い出させてもらいました。今の、この時間は、誰のための時間でしょうか。

 

まだまだ寒いですね、暖かくして、今日もみんなにクスッと笑っちゃう時がありますように。