あちらとのdiary

内なる宇宙との対話から私を思い出し、表現する場

仕切り直し

みなさん、こんばんは。

今日は久しぶりにDIYしました。きっかけは、「生活がその人の人生そのもの」という信頼する人の一言でした。死ぬ時、ああ、いい人生だった!と思いたければ、毎日寝る時に、いい一日だった!と思う生活をするってことなんだ、という事が、とても新鮮にいい意味でシビアに響きました。

いい人生っていうのは、いい例ではありませんでしたね。自分らしさを反映させた人生といいますか、それぞれ思う生き方ですよね。

わたしはこんな風になりたいなあ~、とか、こんな人生を送りたい!と思って、それは、自分がどうあることなのか、ってことを毎日思い出し、それを重ねていく、それが生活なんだと妙に腑に落ちました。気付くの遅いよ~~、笑。って感じなのですが。

そう考えたら、早速DIYに取り掛かったわけです。欲しいけど、探しても見つからないテーブルや棚がありまして、妥協して他の物を購入するのは嫌だけど、必要なので、実家にあったものを修理したり、若かりし頃購入してお蔵入りしていた物を、鋸でバンバン切ったり、張ったり、サンドかけて削ったり、ワックス塗り込んだり、使える形に替えました。

作業していると、すでに手にしている物の可能性を最大限生かして、可能性のないものとはお別れしようという気になります。まずは、物も知識も、棚卸しして、キュッキュと磨いて輝けば使い続け、輝かなければひとに譲ったり、お返ししていこうと気合も入ります。

すでに豊かさの中に人はある、ということを思い出す生き方がしたいなら、毎日自然やひとや自分のことをよく見て循環させられるものを発掘して循環させていく暮らし、生活をしていこうと、また新たな気持ちで仕切り直しができました。そうなると、DIYしかり、本も読み終わって再読しないものを40冊くらい古本屋へ持っていきました。そうしたら、地味にサイン本だったりして、笑、とか、背表紙が破れていて、とかで買値がつかない本の中に、どう考えてもきれいな本があって、どうしてなのか、怖くて聞けませんでした。会田誠『青春と変態』ちくま文庫。あまりに変態で、かなり好きだった会田誠にひいちゃうくらいの内容で途中で読むことを断念した唯一の本だったので、買値がつかない20冊の中からこれだけ持って帰ってきました。妙に気になって。39冊の本が次のステージに進み、私も、この本とやり直しながら、引き続き、記憶も含めての棚卸しです。

自分が何でできているのか、どんなものを持っているのか、どんな事に喜びを感じるのか、どんなことで苦しくなるのか。自分のことをもっと知って、毎日に喜びがあふれるように生活したいと思います。1月は嘘のように長く感じましたが、2月はもう5日。行動すれば夢が叶うに十分の一生といわれていますが、想っているだけの時間が長かったから、まだ生かされている、この時間を大切にしたいと思います。

立春からのすがすがしい日々に、みなさんに、感謝です。

あかね